放射線室
●その他の装置・設備 ●放射射線部門の主な機器
一般撮影室
《胸部撮影・腹部撮影》
咳が止まらず肺に異常が疑われるときや、お腹が痛む時などに息を吸った状態で撮る胸部X線写真と息を吐いた状態で撮る腹部X線写真を撮ります。胸部・腹部共にボタン・金属類等の多い場所ですので、撮影の際には脱衣や検査衣に着替えてもらうことがあります。
検査中の様子 右肺腫瘍(肺癌)
《骨撮影》
打撲、捻挫、骨折などされた場合および、神経症状による痛みがある部分の骨(頭部、脊椎、骨盤、上肢、下肢等)の写真を撮ります。撮影部位により立ったり、座ったり、横になったりと様々な格好(体位)で撮影します。
上腕骨骨折 下腿骨骨折
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乳房撮影室
乳房にあるシコリ、微小石灰化等調べるために検査を行います。これらを検出するために乳房を強く圧迫(厚さを均一にするため)し写真を撮ります。肌着の繊維が写るほどの高解像度の装置を使用しますので、上半身は裸になっていただき検査を進めていきます。
検査中の様子 乳腺腫瘍
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骨密度検査室
骨粗鬆症等の診断を行うために検査をします。検査中は仰向けに寝てもらい、腰(第2〜4腰椎)及び大腿骨の写真を撮りコンピュータを使って骨の密度を計測します。
検査中の様子 腰椎と大腿骨の写真
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透視・造影検査室
(胃透視検査)食道・胃・十二指腸の形や動き、粘膜の状態等を調べるために、検査当日までに胃内を空にしてから造影剤(バリウム)を飲み、透視台の上で左右へと体を動かし造影剤を移動させX線写真を撮ります。
(大腸透視検査)大腸の形や動き、粘膜の状態等を調べるために、検査当日までに大腸内を空にしてから造影剤(バリウム)と空気を肛門から大腸へ注入し、透視台の上で左右へと体を動かし造影剤を移動させX線写真を撮ります。
胃部透視撮影 大腸透視撮影
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CT検査室
CT検査 (Computed Tomography/コンピューター断層撮影法)とは、エックス線を使用し、身体の中の様子をコンピューター処理して、輪切りの断層写真を得る検査です。胸部や腹部などのエックス線写真だけでは診断し難いとき、より詳しく精密に検査する方法として用いられます。
検査中の様子 右肺腫瘍(肺癌)
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MRI検査室
MRI 検査(Magnetic Resonance Imaging / 磁気共鳴映像法) とは、電磁石のトンネルの中に身体を入れ、磁気と電波 を使用して、身体の中の断面写真を得る検査です。現在、一般に使用されている画像診断法であるエックス線撮影やCT検査ではエックス線を使いますが、MRI検査では磁気と電波を使いますので、放射線被ばくの心配がありません。 また、身体の輪切り(横断面)の写真だけでなく、あらゆる角度の断面の写真を得ることができ、病気の部分の診断にたいへん役に立つ精密検査です。
検査中の様子 MRCP(A:胆嚢結石 B:総胆管結石)
全脊椎 EOB(肝臓腫瘍精密検査)
[注意]
心臓ペースメーカー・金属制心臓人工弁や刺激電極などを身につけている方のMRI検査はできません。
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